「創業特区」福岡市開業のススメ!スタートアップにお得な制度とは?

「創業特区」福岡市開業のススメ!スタートアップにお得な制度とは?

福岡市には今、若く勢いのあるIT関連企業やスタートアップ企業などが続々と集結しつつあります。その理由は「創業特区」に指定されている福岡市に、開業やスタートアップにお得な制度が充実しているからなんです。ここでは、スタートアップにお得な制度の紹介と「創業特区」福岡市の魅力についてまとめています。

そもそも、福岡市が指定されている「創業特区」とは何?

創業特区の「特区」とは「特別区域」の略です。簡単に言うと経済活性化のために、地域限定でこれまでの規制や制度を改革し、その効果などを検証する場といえます。現在、国内では、10の地域が「農業」や「観光」といったテーマで国家戦略特区に選ばれており、このうち福岡市は「創業の拠点」として、2014年5月に「グローバル創業・雇用創出特区」に選ばれました。
福岡市は「創業特区」として、スタートアップ企業やベンチャー企業などの創業を支援し、開業率向上・新ビジネスの創出という役割を担っているというわけです。


写真提供:福岡市

福岡市が「創業特区」に選ばれた5つの理由

では、福岡市が「創業特区」として選ばれた理由はなぜでしょうか?福岡市が起業の拠点として選ばれる理由と背景を、福岡の街の魅力と合わせてご紹介します。

①福岡市はコンパクトシティである

これまで福岡市は「住みやすい都市」として評価されてきました。平均通勤時間は34.5分で、国内7大都市圏で最短といわれていおり、街の中心部から空港へのアクセスも良いため、東京やさらにはアジアの各国へのアクセスにも優れています。一方で、中心部から少し車で走れば大自然が広がっており、街全体がコンパクトで住みやすく、またアジアとの距離も近いため、ビジネスマンにとってはコンパクトで動きやすく非常に恵まれてた環境です。

②福岡市は空港へのアクセスがよい

福岡市中心部から福岡空港までは車で20分程とアクセス抜群です。また福岡空港が町中にあるため、いずれも地下鉄1本でアクセスでき、天神駅からは11分、博多駅からはわずか5分で行くことできます。
また、上海から福岡空港までのフライトはわずか1時間25分で、上海―羽田空港間の2時間半と比べると、その差は歴然。えさらに、乗継便も含めて世界各地へ向けた便が一日何便も就航している点も魅力です。それゆえ、福岡市はグローバルに活躍する人材が活動する拠点としては最適な場所です。

ちなみに、「福岡~上海」間と「福岡~東京」間の距離は、ほぼ同距離の1000キロ圏内。近距離のアジア圏内であれば国内移動の感覚で往復できるのも福岡市の魅力ですね。

③福岡は食べ物が美味しい!

忘れてはいけないのが、福岡の食の魅力です。 もつ鍋、水炊き、ラーメン、うどん、新鮮な海の幸等々、リーズナブルで美味しいものを食べることができます。世界的に見ても人口1,000人当たりのレストラン数が多く、細い路地に入っても飲食店が軒を連ねています。 ビジネスを軌道に乗せていく段階で様々な困難やストレスを感じることもあると思いますが、美味しい食べ物を仲間と一緒に食べてリフレッシュできる環境も福岡市の魅力です。

④人が集まる!福岡市は若い人材が豊富

福岡市には九州地方全体から多くの人が集まります。さらに福岡市は、将来の社会の担い手である若者(15~29歳)の人口比率が22.05%と、政令都市でトップなのです。(平成27年 国勢調査調べ)人口増加率についてみても、平成22年10月~平成27年10月の増加率では、に政令都市でトップとなっています。
少子高齢化が進む日本において若い人々のエネルギーが集結する基盤が福岡市にはすでにあるということがいえ、それは人材確保がしやすく、スタートアップ企業が成長しやすい環境といえます。

⑤福岡市は賃料が安い!

福岡市中心部の2LDK、3LDKの物件も家賃は10万円以下というところがたくさんあります。オフィス・事務所を構える起業家だけでなく、そこで働く従業員にとっても金銭的な負担を抑えて生活することができるのも魅力の一つです。
1坪当たりの1か月の家賃の目安を比較すると、東京エリアが18600円、名古屋が10152円、福岡エリアは9408円と金銭的な体力がないスタートアップ企業にとってはとてもありがたい賃料水準といえます。


写真提供:福岡市

スタートアップには福岡市がおすすめ!創業特区のお得な制度とは?

創業特区である福岡市で起業すれば、どのような政府の政策を受けられるのでしょうか?福岡市のスタートアップ企業や個人が受けられる制度や優遇措置についてまとめました。

起業家向け「スタートアップ法人減税」

簡単に言うと、「会社設立したばかりの法人に対して、法人税を軽くしよう」という趣旨で、今年(平成28年)9月3日までの間に始動予定です。
設立の日から5年間,所得の金額を20%控除されることが予定されており、平たく言うと、儲かった分から2割所得を控除すると見なすことで、その儲けにかかる法人税を軽くしてあげましょう」というものです。

学生向け「スタートアップ奨学金」

この制度の概要ですが、卒業後に地元・福岡で就職、創業した場合に返還が免除となります。対象は、福岡市内の指定の大学に在籍し、海外の大学に半年~1年程度留学する日本人大学生5名程度などとなっています。1人当たり年間最大120万円が貸与されます

外国人起業家向け「スタートアップビザ」

この制度の概要は次のとおりです。外国人の起業には、在留資格(経理・管理)の取得が必要ですが、そのためには「資本金の額又は、出資の総額が500万円以上」といったやや厳しい要件があります。
しかしスタートアップビザでは、この要件が整う前であっても、事業計画等を福岡市に提出し、今後6か月間で要件を満たす見込みについて、福岡市から確認を受け、入国管理局から認定を受ければ在留資格が取得できます。

起業を志す人向け「スタートアップカフェ」

創業支援施設として平成26(2014)年秋に、スタートアップカフェが天神の大型書店内にオープン。
いわゆる「お役所っぽさ」はなく、お洒落なカフェ風のスペースです。起業に役立つイベントが頻繁に開催されるほか、常駐の弁護士からアドバイスをもらえる「雇用労働相談センター」も併設されています。
24時まで営業していて、仕事帰りに立ち寄ることもできます。

 

福岡市「創業特区」今後の政府支援体制は?

福岡市の「創業特区」では、今後も様々な支援体制が予定されています。その一部をご紹介します。

■創業後5年以内のベンチャー企業等に対する雇用条件の整備

創業間もない企業の雇用条件の緩和を行ったり、雇用労働相談センターの設置し、雇用に関する相談をこれまで以上に気軽にできるような環境を整備したりすることが予定されています。

■外国人向け医療の提供

病床規制の特例による病床の新設・増床の容認や、国際医療拠点における外国医師の診察、外国看護師の業務解禁が予定されています。海外の優秀な人材が日本国内で活躍できるように実施される予定です。

■多様な外国人受け入れのための在留資格の見直し

厳しい在留資格を見直すことで、外国人起業家の日本進出を促進し、日本国内で起業し活躍できるようにしようという政策です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。創業特区とは何なのか、なぜ福岡市が創業特区に指定されたのかがお分かりいただけたでしょうか。都市でありながら自然にあふれ、それでいてアジア各国へのアクセスも国内移動の感覚でできてしまう立地の良さが福岡市の魅力です。
それに加えて、政府主導の起業家向け優遇制度、バックアップ体制が充実しているわけですから、間違いなく今後、福岡市で起業する方が増加してくることが予想されます。福岡発の世界的有名企業がいくつも誕生する日もそう遠くないかもしれませんね。

関連記事

  1. 賃貸オフィスに火災保険は必要?加入してないとどうなる?

  2. 東京と大阪の違い ビジネスで知っておきたい7つの違い

    東京と大阪の違い!ビジネスで知っておきたい7つの違いとは?

  3. 「RC」「SRC」って何?オフィス選びで知っておきたい建物構造をズバリ解説

  4. ビットバレーの復活に期待 渋谷再開発地区へオフィス移転するメリット

    ビットバレーの復活に期待!渋谷再開発地区へオフィス移転するメリットとは

  5. オフィス移転時の敷金はいつ返ってくるの?返還時期と金額に注意!

  6. 創業支援事業計画とは?開業時に嬉しい3つのメリットと利用方法を解説!

  1. いちご南池袋ビル│東京都豊島区南池袋│敷金12ヵ月⇒0ヵ月

  2. いちご永代ビル│東京都江東区永代│敷金12ヵ月⇒0ヵ月

  3. いちご九段三丁目ビル│東京都千代田区九段南│敷金12ヵ月⇒0ヵ月

  4. クロスオフィス内幸町│東京都港区西新橋│敷金6ヵ月⇒1ヵ月

  5. クロスオフィス三田│東京都港区芝│敷金6ヵ月⇒1ヵ月

  1. オフィス選びは女性目線が重要!働く女性が求めるポイント1…

  2. 賃貸オフィスに火災保険は必要?加入してないとどうなる?

  3. ベンチャー企業とは?働くメリットや向いてる人・向かない人の特…

  4. 【オフィスの選び方】コアワーキング・シェア・レンタル・SOHO…

  5. 東京オリンピック選手村の跡地はどうなる?五輪開催後の跡地活…