ビットバレーの復活に期待!渋谷再開発地区へオフィス移転するメリットとは

ビットバレーの復活に期待 渋谷再開発地区へオフィス移転するメリット

ビットバレーの復活に期待!渋谷再開発地区へオフィス移転するメリットとは

今、オフィス移転先として、注目されている街の一つが「渋谷」です。
現在の渋谷は、「100年に1度」といわれている大規模な再開発の真っ最中。
渋谷駅の改修はもちろん、商業施設やオフィスが入る高層ビルの建設が複数進むなど、東京オリンピックが開催される2020年までに、街全体が大きく変貌しつつあります。
この渋谷地区再開発にあわせ、かつての「ビットバレー」のように、渋谷を「IT分野における世界的技術拠点」にしたい!という動きが高まっています。ここでは、渋谷の街が再開発でどう変化していくのかを中心に、渋谷へオフィス移転するメリットについてまとめています。

ITオフィスの街「渋谷ビットバレー」の背景

かつて、1990年代後半の渋谷には、IT系ベンチャー企業が続々開業し、2000年のITバブルの波に乗り、相次いで株式公開を果たしました。堀江貴文氏が率いたライブドア社(旧社名オン・ザ・エッヂ)の本社も、当時は渋谷にありました。そんな渋谷の街は当時、シリコンバレーをまねて「ビットバレー」【渋(bitter=ビット)と谷(valley=バレー)】と呼ばれ、多くのITスタートアップが集まる街として、もてはやされていました。
しかし「ビットバレー」で急成長したIT企業たちは、大規模ビルが少ない渋谷に手狭さを感じはじめ、その多くがオフィスを次々と移転し、渋谷から離れることとなります。当時中核をなしていたGoogleは六本木に、アマゾンは目黒に、ミクシィは原宿へと移転していき、いつのまにか「ビットバレー」は消滅していきました。

2019年Googleが本社を「渋谷ストリーム」に”帰還”

「渋谷再開発プロジェクト」が始まった今、再び渋谷の街にIT企業の集積がはじまっています。
Google日本本社が2019年5月、現在の拠点「六本木ヒルズ」から「渋谷ストリーム」にオフィス移転することが決まっており、現オフィスの7フロア(約1300名)規模から、移転後は、14~35階のオフィスエリアを丸ごと借り上げ。将来的には2倍の人員(約2600名)に規模を拡大する見込みです。
このGoogle渋谷への”帰還”により、かつての「ビットバレー」が復活するのでは?!と期待が高まり、IT企業のオフィス移転の動きがはじまっているというわけです。

 

 

ITオフィスの六本木離れも懸念されています

その一方で、懸念されているのは六本木エリア。2016年10月にヤフーが移転。さらに今回のGoogle日本本社の移転となれば、元Google社員のエンジニアなどが集まっていた、周辺ベンチャー企業の移転も続く可能性は大いにあります。
現在の六本木には、事業が大きく拡大中の「メルカリ」や、依然として国内市場で圧倒的なスマートフォンのシェアを持つ「Apple」などのオフィスがありますが、前述の「ヤフーオフィスの跡地」も、大型の入居者不在のまま苦戦している現状のようです。
さらに、都心では2020年の東京五輪、そして2027年のリニア開業に向けて、大規模再開発が各エリアで進んでいます。特に、リニア始発駅の品川駅に近い「品川・田町エリア」や、日本一の390mビルを含む再開発が続く、東京駅周辺「丸の内・八重洲・日本橋エリア」が注目されており、IT企業に限らず六本木から、他エリアへオフィスを移転する流れは、しばらく続きそうです。

 

 

渋谷の再開発でオフィス街はどう変わるのか

今回の再開発プロジェクトで、渋谷には大型高層オフィスビルが次々に登場します。それぞれのビルが、未来を見据えた新たなコンセプトで再開発されており、オフィスビルとしてだけでなく、商業施設、文化施設として変化していきます。

渋谷再開発ビル①渋谷ストリーム

かつて、かまぼこ駅舎として親しまれた旧東急東横線渋谷駅跡地に、2018年秋にオープンしたのは「渋谷ストリーム」。渋谷エリアでは最も広い42600平方メートルを超える、大型オフィスビルの誕生となりました。この渋谷ストリームは”クリエイティブワーカーの聖地”と位置付けられており、オフィスビルとしてだけではなく、シティーホテルや多目的ホール、商業施設も含めた巨大な複合商業施設です。
渋谷駅東棟とこの「渋谷ストリーム」、そして今ある「渋谷ヒカリエ」と合わせると、渋谷は一気に超高層ビル街へと変貌するというわけです。

渋谷再開発ビル②東急プラザ渋谷跡地再開発ビル/渋谷フクラス

2019年秋には渋谷駅西口の「東急プラザ渋谷」跡地の再開発で、大型オフィスビルが完成する予定です。この大型オフィスビルでは、ショッピング施設のほか、クリエイティブ・コンテンツ産業や外国企業向けのオフィスをはじめ、空港リムジンバスの発着場や、観光支援施設の整備が予定されています。
これによって、成田や羽田といった国際空港から、バス・JR・私鉄の駅が直接つながりますから、完成すれば、ビジネス、観光の拠点として、さらなるにぎわいが生まれそうです。
渋谷フクラス(SHIBUYA FUKURAS)という名称となり、商業施設には依然と同様に東急プラザ渋谷が入居します。

渋谷再開発ビル③「渋谷パルコ」建て替え/宇田川町15地区開発計画

2016(平成28)年から一時休業に入っていた「渋谷パルコ」も、2019年秋に建て替えが完了する予定です。これまでファッションやアート、演劇を通じて若者文化をけん引してきた「パルコ」の再開発後は、地上20階地下3階建ての複合ビルに生まれ変わり、ショッピング施設に加え、クリエーターや起業家を育成・支援する施設ができる予定です。

 

渋谷の交通インフラが整備され、さらに便利に

大型高層ビルが増えることにより、渋谷のオフィスに勤める人、通う人、観光する人などが増えますから、今よりもさらに交通インフラを整える必要がありそうですが、整備計画はどうなっているのでしょうか。

渋谷駅ホームの移設でアクセスが便利に

もともと渋谷駅は、JR山手線・埼京線・湘南新宿ライン(高崎線・宇都宮線)や私鉄の東横線など10路線の乗り入れがあり、利便性は高い駅。ですがその一方で、度重なる増設や移設により、駅構内が複雑に入り組んでいて使いにくい印象があります。
今回の再開発に伴い、渋谷駅のホームの改変が計画されており、地下鉄の4路線が垂直同線でつながる「アーバン・コア」が導入され、地上3階でJRと接続する計画です。また、埼京線や湘南新宿ラインも移設されることにより、渋谷駅構内の迷路が、すっきりするのは間違いなさそうです。
また、地下に流れる渋谷川の整備も同時に行われ、雨水の貯留槽も設けることで、谷の地形となっている渋谷が、ゲリラ豪雨などので浸水するの危険を防止する計画も進められています。

 

渋谷の新しいプロジェクト「SHIBUYA BIT VALLEY」が発足

2018年7月、GMOインターネット、サイバーエージェント、ディー・エヌ・エー、ミクシィにより、「SHIBUYA BIT VALLEY(シブヤビットバレー)」プロジェクトが発足されました。
このプロジェクトは、創業以来、長く渋谷に拠点を構えるIT企業らが一丸となり、“渋谷をIT分野における世界的技術拠点にしたい“ という共通の想いで活動、渋谷の「ビットバレー」復活へさらなる期待を盛り上げています。
2018年の取り組みとしては、エンジニアを目指す学生やIT業界に携わる若手エンジニアを対象に、
テックカンファレンス「BIT VALLEY 2018」を開催。“渋谷でエンジニアとして働くことは楽しい” をテーマに、最新技術や各社のAI分野における取組みの紹介、各分野のトップエンジニアによるトークセッションなども行われています。
今後も、テックカンファレンスの開催を中心に、渋谷のIT企業のコミュニティ強化、交流の活性化を目指しつつ、渋谷区との連携強化を含めながら、活動が継続されていくようです。

 

渋谷再開発のまとめ

いかがでしたでしょうか。渋谷の街は今、大きな変貌を遂げています。オフィス立地としては、交通アクセスの良さや周辺環境はもちろんのこと、街のイメージが企業のイメージに大きく繋がることも重要なポイントです。渋谷ビットバレー復活への期待に伴い、IT企業が集積しし始めている渋谷のイメージも今、大きく変化しています。再び刺激しあえる環境になりつつある渋谷へと、IT企業らがオフィスを移転する動きはしばらく続きそうです。

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